今回の講師は、WEBism 守部 和孝さん。「売れるセールスライティング」というテーマで、お話をして頂きました。
守部さんは、メッセージ、写真、動画などを効果的に組み合わせ、形の無い商品の良さを『伝える』ことの専門家です。その中で、今回は「セールスライティング」について、お話しいただきました。
「セールスライティング」とは、広告でモノを売るための文章のことで、予約する、購入するなどの行動を起こさせることを目的とします。
実際のセールスと同じように次のステップを踏んで、作られます。
①目的を決める
②顧客設定
③ベネフィット
④悩みに訴求する
⑤並べ方
⑥Result Why Copy(証拠を見せる)
⑦緊急性を訴える
⑧あなたを主語にする
⑨You Message, Me Message
⑩専門用語は使わない
この中で、①、②、③、⑤が特に重要です。
①目的を決めるでは、売上を上げることが最大の目的ですが、売上の1つ手前のアクション、例えば問い合わせの電話を促すことなど、を目的にすることがコツです。
②顧客設定では、ペルソナ(Persona)といわれる仮想顧客を設定し、ペルソナが興味を持つ文章を考えます。ペルソナは○○歳、男性、○○在住など具体的に設定し、売りたい商品を最も買うと思われるボリュームゾーンから顧客設定を行います。
③ベネフィットは、顧客の利益、メリットのことです、ベネフィットが伝わるように言い換えを使って、表現します。
⑤並べ方は、AIDMA、AISASなど顧客心理に基づく文章の並べ方です。その中でも守部さんはPASoNAを重視しています。PASoNAとは、セールスプロセスの単語の頭文字からきています。
・Problem(問題の提起)
・Agitatiom(問題の煽り立て)
・Solution(解決策・証拠)
・Narrow down(緊急性)
・Actiom(行動を具体的に促す)
お伝えしたのは一部のみですが、セールスライティングのテクニックが満載のセミナーでした。守部さんありがとうございました!
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