勉強になった飲食店の気の利かせ方

こんにちは!KCGの石井です。
いよいよ明日からは4月1日ですね。

世の中は新入学・新入社・新年度と
ニューという言葉がはじけて輝いています。

石井は反対にオールドという言葉が
似合う年代になりました。

僕らの世代はみんな
「わしらも昔はニューやったのに……..!」
と地団駄踏んでいることでしょう。

しかしこんな我々の世代も
「なかなかやるじゃないか!」
という場面にでくわしました。

先日のことです。
私の妻と一緒に久しぶりに
お昼ごはんを食べに行こうと、
出かけたときのことです。

お店の名前を言えばすぐわかる
小松のカレー専門店に向かいます。

首都圏にも多くの直営店を出している繁盛店です。

私、石井もおいしいので
よく通っていたカレー店です。

ちょうどお昼時ですので車がどんどん
そのお店の駐車場に入っていきます。

僕ら夫婦は車停めたいのですが
そのお店の駐車場はすでに満杯です。

そのお店とは違う、別の名前のフッてある
駐車場は空いてはいましたが
停めるわけにはいけません。

そのカレー店に行くことをあきらめて
駐車場から出ていこうとしたその時

「そこ停めていいんで、
どうぞ停めてください」

と背後から野太い声がしました。

パッと見ると
いつものお店のおやじさんでした。

私の車が駐車に困っていて
お店の利用を諦めそうなのを
店な中から見ていて
わざわざ出てきて声をかけてくれたのです。

店内はいっぱいのお客さんで超忙しいのに。

そしてその「おやじさん」の言葉によって
私達夫婦はお店に入りカレーを食べれたわけです。

最近では外にいてわかっていても
知らん顔のお店のスタッフが多い中、
こういうちょっとした気配りができるって
すごいことです。

わずかカレー2杯の売上かもしれせんが
毎日そういうことが行われているとすれば
お店の売上の機会損失は大幅に防げています。

私はまた食べに行こうと思いました。

可愛い女性でもなく、奇をてらった行動でもなく、
丁寧なことばでもなく、
ガラガラ声のおっさんの登場でしたが、

「やるじゃんおやじさん」

と称賛せざるを得ませんでした
(失礼(笑))。

そして繁盛店ならではの
目立たない地道な努力を
垣間見た思いがして、
同世代の仲間が頑張っているんだと
実感しました。

繁盛店には、やはりわけがあるんですね。
「普通のことを普通にする」
をまさに実践しています。

「いいね」を連発をしたい体験でした。

それでは来週お目にかかりましょう!

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