どちらのタイプがうまくいく?金沢のエリート社員

こんにちはKCGの石井です。
暑い日が続きますが、お元気ですか?

この暑い暑い夏の楽しみであるビアパーティー。

そのビアパーティーで、

 

一部上場のエリート2人が全く正反対の行動をしていました

その行動に
あなたがどのように感じますでしょうか?

私の感想を書きたいと思います。

先日、知人のセミナーに呼ばれて
聞きに行った時のことです。

講師の内容はとても興味深くて
本当に行ってよかったと思い
充実した時間でした。

セミナーが終了したら、
有志だけのビアパーティ開始です。

僕も会費を払って席につきました。

会場は結婚式場の中にあるビアガーデンで、
料理もおいしいと評判のところです。

今回は友人が保険代理店の方なので
その関係で保険会社の方も多いようでしたね。

たまたま僕の横には2人の若い男性が
座ることになりました。
どちらも40才前の
管理者になりたてのようです。

お一人はAさん、もう一人をBさんという
金沢支社長だと考えてください。

どちらも一部上場の会社のエリートです。
そしてどちらも首都圏出身です。

宴会が進むにつれ、
二人の行動やしぐさに
大きな違いがでてきました。

Aさんは周りの女性たちよの会話もはずみ、
なにかいい感じでその場を和ませています。
バカをやりすぎやと思うくらい
調子よくお話しされます。

しかしBさんは
そういう周りへの配慮はあまりなく、
皆さんの話に相槌を打つだけで
面白くありません。
もっとしゃべれよと僕は思っていました。

 

実はこのあとお二人が話してくれたことに納得することになります

Aさんは、金沢へ来てから
すでに3年がたっていて、
かなり現地に慣れています。
そして組織の長としての
経験も積んできているんですね。

それに比べて、Bさんのほうは
金沢に来てまだ7か月しかたってなくて、
長としても初めての着任です。

このお二人の語ったことが、
僕にはとてもわかることでしたので
今日は紹介します。
どちらが仕事ができるのかはわかりませんが。

Aさんはちょっと軽いかな、
と思うくらいなのですが、
彼は僕に言いました。

「石井さん、実はこう考えています。
会社の仕事が終わる5時を過ぎたオフタイムは
完全に仕事ぬきでの行動をすることにしました。

仕事や組織の延長線上の自分ではなく、
本当の素の自分として行動するのです。

こういう会も一期一会なのですから
殻を脱ぎ捨ててお会いした人に
接することにしています。」

僕は年下ながら見た目と違って
しっかりしてるねと敬服しました。

一方のBさんは、
やはりまだ着任してから日が短いせいか、
ビアパーティの席でも
先ほどまでの仕事を
引きずっているようで硬いのです。

何か会社の仕事だから
付き合いで来ている感、丸出しです。

でも僕のほうから話かけるようにしていると
彼がポツリと言いました。

「僕は管理肌なので、
部下の管理も厳しくしているのです。

前任者は管理してなかったので
今は部下もやりずらいでしょうね」と。

そうなのか。
でもこんな場面ではもっと身軽になって
いろいろな人との交流を
楽しめばいいのになあ、

僕も経験ありますが、
長になりたての頃は
責任をかなり意識しますから。

でも自分のためにも部下のためにも、
そういう余裕も持ったほうがいいな
と感じました。

僕の場合は40手前でどうだったかなというと、
やはりBさんのようなタイプだった
と思います

仕事をアフター5までもってきてしまい
心に余裕がなく
緊張感をいっぱいに漂わせる。

どの場に居てもその場のことは上の空、
頭の中は仕事のことで満載です。

でも僕もある時期に
Aさんほどではないにしても、
知らない方とと知り合うことで
喜べるようになりました。

そして多くのキャパの大きい人に触れ、
学習させていただきました。

実は彼らはメリハリをきちんとつけて、
オンとオフの切り替えが見事に上手なのです。

それからの僕は
やっと何か仕事面でも問題を抱えていても、
どんと構えておれるし顔にも出なくなりました。

上記のお二人を見て感じたことは、
会社での評価が高いのは
Aさんではなく、Bさんなのかもと感じました。
僕の勝手な想像ですが。

あくまでも企業での個人の立ち位置は、
数字の実績主義で第3者評価ですから。

これはあくまでも推定ですし、
個人の企業への価値観もあるので
決めつけはできません。

僕はこのお二人の将来においては
どちらの要素も合わせもつ
バランス感覚を身に付けて欲しいと思いました。

どちらの要素も企業人としては、
僕は必要だと考えています。

あなたはどう思われますか?

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