石川県内企業 VS 石川県外資本企業

KCGの石井です。
いよいよ衆議院選挙が始まりましたね。

僕ら商売人としては
実際に景気を良くする経済政策を
実行できる方に
政権を取ってほしいですよ。

ところで僕のすんでいるM町では

 

まちの真ん中にスーパーのマルエー

が建設中です。

実はここ数年、
満足なスーパーがなく
少し遠いJAやイオン、プラント3への買い物遠征を
しいられてきました。

5年ほど前まで、
僕の友人が現在、新スーパーが建設中の場所で
スーパーをやっていたのです。

毎日毎日その社長と奥さんは
24時間、身を粉にして経営を続けていました。

しかし残念なことに力足りずに

 

自己破産

をせざるえなくなり、
お店は閉めてしまいました。

そして彼ら二人現在は
某スーパーで一スタッフとして働いています。

僕も経験ありますが、
この年齢での転職は厳しいです。

体力的にも厳しいですが
自分が経験豊富なのに
若い店長、管理職の指示下に入らねばならない
ということです。

このことはなかなか割り切らないと
結構ストレスになるのです。

しかし彼らにとっては
辛い資金繰りや、
ややこしい社員との関係から解放され
それはそれで良かったのでしょう。

楽になれてホッとかもしれませんね。

この友人のお店が閉まってからは、
私を含む町の

 

住民は大変困っています

高齢化が進んでいるので、
近くのお店しか行けない方々が
増えていたのです。

特に車の運転できない方々は
歩いていけるお店がなくなったことの痛みと
お店があった有難みを身にしみて感じてます。

僕の友人はそういう住民のために
地元で頑張ってきたのですが、
その努力は実らず
精根尽き果てたのでしょう!

今、スーパーも戦国時代ですね。

アルビス、大阪屋、イオン、プラント3など
県外資本の大型店が
ひしめきあって競争しています。

その中でマルエー、どんたく、ナルックス、
かじマートという県内資本が
頑張っています。

確かに県外資本の
大型店の品揃えは圧倒的であり、
価格も安いです。

県内のお店が劣る面もあるでしょう。

しかし当然ながら
地元のお店もいろいろ研究して
工夫します。

僕は、毎回とはいいませんが、
TPO(時期、場所、目的)に応じて
地元のお店のよいところを見つけて
地元の店をもっともっと使うべき
であるという考えを持っています。

たとえばある奥さんがいるとします。

彼女の旦那は県内資本の
中小企業の会社に勤めているとしましょう。

一部上場の全国展開の企業ではありません。

御主人の会社を
県内の企業や顧客が使ってくれないと
業績は上がりません。

業績が上がらないと
給与も上げれないのです。
奥さんも困るはずです。

ですから地元を使わないということは、
結局自分たちにそのしわ寄せが返ってきます。

そのことをわかって、
県外のお店にとびつくのではなく
地元のお店を大事にしてほしいのです。

しかしもちろん地元のお店も
顧客のニーズに応えるべく
相当な勉強と精進をすべきです。

現状に甘んじたお店は
当然市場から退出していくべきなのは
僕も理解しています。

そういう前提条件のもとでの話ですよ。

地元の小さいお店だって
必要とされる活動は十分にできます。

また顧客にとっても
その存在が必要なんです。
だから店主は頑張れる。

これはスーパーに限ったことではなく
そうです、あなたのお店にもあてはまります。

僕たちKCGのメンバーの事業にも言えるのです。

できるだけそういう目でお店を見て、
もっともっと地元のお店を大事にしませんか!

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