石井の失敗経営話

こんにちは!KCGの石井です。

 

一時期、経営者の間で流行った
「ある農夫の一日」
という物語をご存じですが?

経営者をはじめたばかりの頃陥る
よくある失敗話なのですが
20年前の石井の体験談のようです。

今日はその当時のことを思い出しながら
話したいと思います。

 

 

今度金沢商工会議所で「経営計画作成セミナー」

 

が始まります。

小売業、サービス業、飲食業、経営革新と
4分野で中小企業診断士が講師をつとめます。

私、石井は9月8日に第1弾として
「小売業」を担当します。

今何を話そうかと考えているところです。

毎年販売士の更新講習会を
小松、金沢、七尾
とやらしてもらいました。

受講者は経営者、税理士、会社員、学生と
とても幅広くて、
題材選びに苦労してきました。

そして受講者の責任の重さにも開きがあったので
万遍なくやることは容易ではありませんでした。

でも今回は受講者が経営者と決まってて、
経営のコアにまで入れます。

深く話すことができるので
かえってやりやすいですね。

今考えているのは自分が店舗経営をしていたときに、
おかしてきた間違い
(当時はわからなかったが今でこそわかること)
を題材にして組み立ててみようと思っています。

僕が小さなお店をやっていたころですが、
(20年ほど前)
やりがいを持ち、モチベーションも高く
いつも仕事のことばかり考えていました。

ただ考えていることは

 

本当に毎日毎日売上のことばかりです

そうです、いつも頭の中にあるのは日々の売上、
資金繰りのこと!

そして

<お客さんの数が増えない、なんで?

<他店よりも安くしているのに、なんで?

<安くしてもお客さんは文句言う、なんで?

<休みもろくにとれない、なんで?

<支払日には金がない、なんで?

<商品はいいと思うのに売れない、なんで?

<社員は社長のことをわかってくれない、なんで?

 

てな感じで全く余裕がなかったことを覚えています。

この迷いの中、
いろいろな講師のセミナーに参加して
勉強をし続けていました。

またいろいろな経済団体に入っては、
いっぱしの経営者として振る舞ってみたり、

そして自分が習ったことを試そうと思うのですが、
お店に帰ると
目の前の仕事につい忙殺されてしまうのです。

そして何もできない。

ジレンマの連続です。

これが一時期、経営者の間で流行った
「ある農夫の一日」
を地でいっているようなものでした。

今、中小企業診断士となって、
いろいろなお店の方々にお会いすると以前の
石井だなあと思う方が多くおいでます。

つまり20年前に、
私が勘違いしていたことと
同じことをやっていらっしゃるのです。

それを修正していくことで、
そんなに難しいことを考えなくても
経営は安定します。
(やっと今はわかるのです)

それを教えてあげて軌道修正するのが現在の私の仕事です。

では私が20年前に勘違いの
泥沼にはまっていたこととは何か?

次回またお話しさせてください。

 

 

 

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