2022年5月定例セミナーの講師はおばたみなこさん。
おばたさんは、ウェブマルシェとしてホームページ制作を主な仕事としながらも、
ISHIKAWAライターサロン、北陸変人会議、いしかわシングルマザーの会を主催するなど、活動は多岐にわたっています。
今回は、YouTubeのはじめ方について講義を行っていただきました。
知っているし見たことあるけど、投稿したことないYouTube
YouTube、見たことあるけどはじめ方はよく分からない。怖い。
そんな方がほとんどではないでしょうか。
- YouTubeの認知率は96.2%
- YouTubeの利用率は65.2%
- 動画をYouTubeに投稿している人は4.3%
(NTTドコモモバイル研究所調査: https://www.moba-ken.jp/project/movie/mov20220523.html)
ほとんどの人は投稿したことがない、でも知ってる人がほとんどというのが現状のようです。
ですので、始めるなら投稿している人が少ない、ライバルが少ない今がチャンス!
意外と厳しい?YouTubeの収益化条件
YouTubeを活用するにはどうすればいいのでしょうか?
既存事業の宣伝やイメージアップ、交流の場としても活用できます。
つまり、YouTubeでの収入を得る以外にも、様々な運用メリットがあります。
- 幅広いユーザーにアプローチできる
- 訴求力が高い(多くの情報が短時間で伝わる)
- 費用対効果が高い(TVCMより安価で、ターゲティングも可能)
- ファンづくりに特化している
- イメージの向上に効果大
しかし、気になるのはYouTubeチャンネルとしての収益化。
実は、単に登録して動画が再生されただけでは広告収入は得られないのです。
広告収入は、収益化条件を達成しYouTube側から条件クリアの連絡を貰ってからが対象となるのです。
気になる収益化条件は、以下のようなものがあります。(すべて満たす必要あり)
- チャンネル登録者1000人以上
- 過去1年間の動画再生時間4000時間以上
- 18歳以上
- 広告掲載に適したコンテンツ
これらを達成しないと、YouTubeからの広告収入は得られません。
収益化できるようになるまでに必要なのは、始めることと続けること
一般的に、一貫したテーマのコンテンツを揃えることで利用者の利便性が高まります。
YouTubeでも、1つのチャンネルで一貫したテーマを選び、そのテーマに関する動画を揃えることで視聴者が満足しやすくなります。
まず、「テーマを選ぶ」ことがYouTubeを収益化するための第1歩です。
その中でむやみに動画を投稿しても、収益化条件を達成するのは難しいかもしれません。
YouTubeにはYouTubeアナリティクスというアクセスの分析ツールが自動的についてきます。
投稿数が100程度あれば、どの動画の再生回数が多いのか?どんなふうに増えているのか?などが分析できます。
それを踏まえて、動画の改善をすることもできるようになります。
分析ツールを有効に活用するためにも、「投稿数100を目指す」ことが次のステップになります。
先ほどの調査結果でYouTubeに「投稿したことがある人」は4.3%と低かったですが、「投稿し続ける人」はさらに少ないでしょう。
ネタがよければ、編集は簡単でもOK
顔出しは恥ずかしい、難しい編集は自信がない、という人でも大丈夫。
紙とペンをカメラで撮って説明しているだけの動画でも収益化できている人もいます。
撮影ポイントは、3つだけです。
- 横画面で
- 最初と最後の挨拶は忘れずに(これだけでも動画ぽくなります)
- 全体の流れは決めておく
これを押さえれば編集も最低限のものでも十分。
アンチは気にしすぎない
YouTubeを続けていくと、かならずアンチ(低評価をつけたり否定的なコメントをつける人)が現れます。
アンチがついたら一人前のYouTuber。
応援してくれるファンを大切にしましょう。
YouTubeにはアンチ対策が用意されていますので、それらをうまく活用しましょう。
YouTubeの収益化は、始めることと続けること。
まずはやってみましょう。
今月は、新型コロナウィルス感染者高止まりのため、懇親会は中止となりました。
来月は実施できるといいですね。
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