今回の講師は、金沢神社 禰宜の厚見 行正さん。
厚見さんは、学生時代に海外留学を経験し、
その後日本の大学で神道を学んだり、高校教師を務めたり、
多彩な経験をしてきて、現在は金沢神社の禰宜をされています。
また海外の方に神社や日本のことを紹介したりもしています。
もちろん英語です!
今回は2部構成で、お話しいただきました。
久しぶりに神社へ行ってみたくなる60分間でした!
第1部は、「神道ったなに?」
第2部は、「経営者と神社」
1.神道ってなに
①traditional and original
②3no
・no founder(開祖がいない)
・no weitten scripture(教典がない)
・no doctrine(教義がない)
③everything=kami
神道は仏教、キリスト教と並んで日本で主要な宗教であり、
唯一日本発祥です。
日本人の生活に根差しており、宗教という感覚ではなく
ライフスタイルという方が近いのかもしれません。
実際、日本人に宗教を聞くと、人口1億人のはずですが、
2億以上の数となるそうです。
神道がライフスタイルとして根差していることが大きいです。
海外の宗教はGod(大文字は絶対的な存在の意味)と訳されますが、
神道は八百万の神というようにすべてのものに神がいると考え
kamiと訳します。
1神教が多く、厳しい決まり事がある海外に宗教を知る人からは
3noについても海外の方から驚かれるそうです。
2. 経営者と神道
有名な経営者で松下幸之助さんや出光佐三さんもよく神社へお参りに行っていました。
商売繁盛の祈願もあると思いますが、それ以上に自己の利益だけではなく
周りの幸せを願い、謙虚な気持ちになることが大きいようです。
この他、気になる神社への作法も非常に勉強になりました。
正に神社へ行こう!と思ったセミナーでした!
厚見さんありがとうございました!
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