こんにちは、KCGの石井です。
早いものでもう9月の20日を過ぎましたね。
いつのまにか夏は去ってしまいました、
暑いけど夏が大好き人間の
私としては、何か物悲しい気持ちでいます。
今回は「お客様に知ってもらう方法」
というテーマでお届けしたいと思います。
あなたのお役に立てれば幸いです。
先日、金沢の老舗料亭の
「壽屋」さんを、KCGの有志数名で訪れ、
ひさびさに本物の和食をいただきました。
若女将の泉さんも宴席に参加して、
参加の皆さん本当に楽しんで
くれたようです。
私は 同店の前にかかっている
金沢の名店らしい 暖簾をくぐって
入ったわけですが、そのちょっと前に
私の前を歩いていた素敵なご夫婦が、
お店の前ではたと立ち止まりました。
「あ、このお二人も 壽屋さんに
行くんだ?」と私は一瞬思いました。
が、このお二人は お店の暖簾をじっと
眺め、おもむろに写真を撮り始めました。
そのあとお二人は何か
入りたいような素振りでしたが、
流石に飛び込みでは
入れなかったのでしょうね、
残念そうに立ち去って行かれました。
多分、観光客の方でしょう、
本当は入って見たかったのですが
思いきって入る勇気が
出なかったという訳です。
お二人は夕食を楽しむために、
どこかいいお店を探しておられたところに
金沢の美味しい和食店をイメージできる
壽屋の暖簾を見つけて、
どうしようどうしよう
と迷われていたのではないでしょうか?
実は先々回の時に、
お店や会社を知ってもらうことの
重要性についてお話ししました。
店主や経営者がよく勘違いするのは、
お客様が自分の店や会社を
知っているものだということですね。
実は私も昔お店をやっていたころは、
同じような考えでした。
ああ、大きな勘違い ってやつです。
はっきり言うと、そして普通に考えると
お客様は、私のお店、僕のお店、
オレのお店の存在も気づかず、
関心もなく、入るつもりもない
と今では気づくようになりました。
ならば お客様の上手をいき、
お店の存在に気づいてもらう
お店に関心を持ってもらう
お店に入りたくなる という
仕掛けが大事ということでしょうね。
先月 地元の広島に帰った時に、
思わず入ってしまったお店は
歩いている私の足を止めさせ
そのお店の看板の内容に興味を持たせ
そこに くぎづけ にさせ、
気づいたらお店に入っていました。
そこは 雑貨類を扱う店でした
(ビレッジバンガードではなかったです)が
まるでフラフラと催眠状態になったように、
本当に自然に入っていたのです。
まあこの私の体験は
できすぎかもしれません。
でも、お客様の足を止めさせて、
関心をもってもらい
入店してもらう仕掛けをもう一度
考えてみませんか?
それだけで、1日、1か月、1年の売り上げが
相当変わってくるはずですよ。
上記の壽屋さんのような老舗店さんでも
一生懸命考えておられるに違いありません。
KCGには店頭看板の専門家のMさんや
POPの専門家の西村さん、
とかとか人材揃いです。
プロの目はやはり違いますからね。
そういうことが求められる場合には
相談してくださいね。
きっと力になってくれることでしょう。
私も、日常の生活の中で
いつもこういう感性のアンテナを
張っていたいと思う今日この頃です。
KCGはあなたと共に成長し
羽ばたいて行きたいと思います。
Let’s take off together!
石井伸たろう
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