「経営判断」と「真実の瞬間」

KCGの石井です。

寒くなってきましたが、
みなさん元気にがんばっておられることと思います。

今日からしばらく、
私石井がお世話になった北星産業(株)での
経験や体験をお話しさせていただきます。
毎週金曜日配信予定です。

あなたも仕事や人生において
十分に経験を積まれていますので
「なんだ、そんなことなら知ってるわ」
と言われそうですが
経営の判断の場に長い期間、身を置き
感じたことです。

あなたのビジネスの現場でも
きっと感じられることだと思います。

私が北星産業の小杉社長から
「一緒にやってくれ」
と言われた13年前のことです。

その時、社員数は60名、売上は100億に
届くか届かないかでした。

それが現在は石川日産と日産プリンスを傘下において
社員数400人、売上は200億の企業になっています。

もちろんそれは社員のみなさまの頑張りはもちろん、
社長の小杉さんの強力なリーダーシップと、
時の運が味方したのだと思います。

更にその裏には私、石井の涙ぐましい貢献がありました
(冗談です笑)。

ただ13年間でこれだけの成長をしたことは
私はスゴイことだと思っています。

企業の倒産率というのを知っていますか?
以下がそのデータです。

5年 14.8%
10年 6.3%
20年 0.4%
30年 0.021%

会社を新規で立ち上げ
10年で93.7%の会社が倒産するデータです。

こういったデータを踏まえてみても
経営トップの指導力で
企業が良くも悪くも変貌してしまうということを
身に染みて感じた13年間でした。

私石井も取締役店舗事業部長として
幾多の経営判断の場に居合わせたのでよくわかります。

また矛盾したことを言いますが、
実はこの企業の変貌に鍵をにぎるのは
本当は現場のスタッフ一人ひとりでもあるのです。

たとえ社長がどんだけ立派のことを言っていても
現場のスタッフが正反対のことをやっている会社は
伸びるわけもなく、衰退する運命でしょう。

ゆえに現場の一人ひとりがお客さまにまっすぐ向き合ってこそ
成果がでるのだと確信しています。

お客さまにとっては
お客さまの相手をしてくれるスタッフは
社長だろうが、昨日入ったバイトでも
全く関係ありません。

私もそうですが、いろいろなお店に行って
そこで相手をしてくれたスタッフの姿勢こそ
会社の姿勢だと判断しますよね。

その現場でのお客さまとスタッフとの接点の瞬間
「真実の瞬間」
がもっとも大事だと考えています。

「経営判断」と「真実の瞬間」の両輪です。

では次回もこのことに関してのお話をさせてください。

KCGはあなたと共に成長し
羽ばたいて行きたいと思います。

   Let’s take off together!
   石井 伸たろう

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