2023年5月定例セミナー 私のInstagram活用法 浅井克心さん

2023年5月のKCG定例セミナー講師は、中小企業診断士の浅井克心(あさいかつみ)さんです。
浅井さんは、金沢生まれの金沢育ちで、現在は石川県最年少(25歳)の中小企業診断士として活躍しています。
普段は税理士事務所に勤務し、経営相談も行なっているそうです。

 

バイト先の閉店が中小企業診断士を目指すきっかけに

浅井さんは、大学生だった20歳の時に老舗飲食店でアルバイトをしていたそうです。
しかし、そのアルバイト先は人気店であったにも関わらず、閉店。
浅井さんは、中小企業経営の厳しさを思い知ったそうです。

地元企業の力になりたい、人口減少の波に負けずに石川をもっと盛り上げたい。
そんな思いから、中小企業診断士になることを決意しました。

 

Instagramの発信はソフトクリーム巡りに絞った

浅井さんはソフトクリームが好きで、毎週のようにソフトクリーム店を巡っているそうです。
ソフトクリームを巡り始めて最初に感じたことは、インターネット上に石川のソフトクリームについてまとめた情報がなかったこと。
パンやラーメンは、SNSやブログなどで紹介されているにも関わらず、です。

というのも、金沢市は2022年の家計調査(総務省統計局)で、アイスクリームの支出額が全国1位
無類のアイス好き県の石川県であるにも関わらず、県内のソフトクリームについての情報がまとめられていないのはどうなんだろう?
まずは、自分の記録用として始めました。

とはいえ、フォロワーがつかないのも寂しい。
始めてから最初の半年は、ほとんどフォロワーがつかなかったそうです。
アイス以外の情報を載せてみるなど、情報の幅を広げてみるも効果はほとんどなし。
いろんな人をフォローして、フォローし返してくれるかと期待してみても、効果はほとんどなし。
そんな時に中小企業診断士取得の勉強で、岩崎邦彦氏の著書「引き算する勇気 ―会社を強くする逆転発想」に出会いました。
ソフトクリームに集中することで、価値を増す方向に舵を切りました。

現在は月のリーチ数(アクセス数)が6万程度で、アクセス元はほとんど石川県。
石川県のソフトクリームの情報を集めたSNSとしての地位を築いています。

 

ソフトクリームをきっかけに石川県の魅力を再発見したい

Instagramを続ける中で、浅井さんはソフトクリームの魅力について改めて気づいていきました。
アイスクリームは美味しい、だけでなく様々な事業との相性も良いのではないか?と。

ソフトクリームは食品全般と相性が良く、味の自由度が高いことが特徴です。
そのため、さまざまな食材と組み合わせることで名産品やお店の強みをアピールする目的で販売されることも多いです。

例えば、金沢で有名な「金箔ソフト」
金沢市が金箔の生産量日本一であることをアピールすることを意識しています。
うっかりSNSに上げたくなるインパクトある見た目を通じて、石川県=金箔が有名、ということが刷り込まれます。
金箔を使った工芸品だと、値段も高くなりやすく、購入のハードルが上がってしまいます。
ソフトクリームだからこそできる、石川やお店の魅力発信・浸透の方法と言えます。

 

Instagramの特徴はビジュアル特化のブランド情報発信

このように、ソフトクリームを通じて地域や店舗の魅力を発信できますが、その時に重要なのが情報発信です。
特に、SNSによる情報発信が重要とされています。
その中で、Instagramにはどういう特徴があるのでしょうか。

SNSの中でもビジュアルの訴求に特化していることが最大の特徴です。
そのため、言語の壁を越えやすく、世界中で見てもらえる可能性があります。
インバウンド消費の盛り上がりを考慮すると、「世界中」というのは無視できない要素です。
国内の利用者数でも、Twitterを凌いでLINEに次ぐ利用者数を誇っています。
国内への訴求という点でも無視できないSNSと言えます。

Instagramでは、グルメ、ファッション、美容が三大コンテンツと言われており、
特にBtoCビジネスの集客力が高いです。
利用者としても、趣味やブランドの情報収集に用いている方が多いようです。

事業者としてのInstagramの運用ポイントとして、以下のようなものがあります。

  • 目的に応じてアプローチを変える
  • 見込み客に情報を届けることを意識する
  • ハッシュタグは以前よりも重要視しなくて良い(利用者向けのおすすめをAIが分析している)

また、最も重要な点として、「こだわりや商品そのものの魅力が大切」という点があります。
テクニックも重要ではあります。全く無視していいというわけではありません。
(テクニック: 投稿時間に気を付けるなど、アルゴリズムに沿った運用をすること)
が、テクニックに囚われすぎて、こだわりや商品の魅力が感じられないと、見る側も共感しづらくなります。

 

財務とSNSに詳しい若い感性を活かした診断士を目指したい

浅井さんは税理士事務所に勤めており、日々の業務の中で財務の知識を鍛えています。
財務は経営には必須の知識であり、経営者との共通言語として役に立てようとしています。

また、今回紹介したSNSの運用を通じて、SNSの効果的な使い方を日々模索しています。
集客や求人といったところで、中小企業の役に立てると感じているようです。

財務とSNSを武器とした中小企業診断士を目指しています。
また、石川県最年少の若い感性を活かして、若手創業者や女性起業家の身近な相談相手になれるよう、日々努力しています。
親身になって、一緒に悩み、一緒に頑張るパートナーへ。

かつて閉店したアルバイト先の飲食店のような中小企業の支援を行っていく、浅井さんの診断士活動はまだ始まったばかりです。

 

懇親会

今月も定例セミナーの後に懇親会を行いました。その一幕をご紹介します。

 

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