今回の講師は、海鮮丼屋「一番星」店主 森本晃彦さん。
森本さんは、トラック運転手、海鮮丼店勤務を経験した後、
現在は独立され、近江町市場にある海鮮丼屋「一番星」を経営されています。
「一番星」という店名は、菅原文太主演の「トラック野郎」で
主人公が乗っていたデコトラの名前が由来です。
「一番星」の特徴は混まないことです。
1人1人のお客さんとコミュニケーションをとるために
混まない店を意識しています。
じっくりコミュニケーションし、インスタグラムにお客さんとの
写真を公開します。
公開するのは、お店や料理の情報ではなく、お客さんとの写真です。
お客さんの満足している顔が印象的で、お店の魅力が伝わってきます。
満足しているお客さんは新たなお客さんを紹介してくれ
好循環が生まれています。
森本さんのキャラクター、混まない店づくりがマッチした
好循環ではないかと思います。
また、森本さんはボランティア活動にも精をだしています。
きっかけは地元の災害の際に、多くのボランティアが
駆けつけてくれたことです。
東日本大震災など全国各地へデコトラに乗って駆け付けます。
全国のデコトラ仲間たちも集まって、ボランティア活動を行います。
この間お店は休業し、正に身一つで乗り込みます。
続けてきたボランティア活動がメディアに取り上げられることも増え、
森本さんとお店の知名度アップに貢献しています。
また、全国のデコトラ仲間が漁港から直接、新鮮な海鮮を
漁港価格で運んでくれ、お客さんに良い食材を安く提供できています。
SNSに頼るだけでなく、人と人の繋がりを大事にすることが
口コミが広がる要因になる。
今回のセミナーで、混まない繁盛店「一番星」のヒミツが
ちょっとだけわかったような気がします!
森本さん、ありがとうございました!!
懇親会もいつものように大盛り上がりでした!
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