こんにちは!KCGの石井です。
今月のKCG例会の講師
鈴木智久氏の意外な能力について
お話しますね。
それは中小企業診断士として
少し珍しい能力のことです。
その前に私と鈴木さんの関係について
書かせて下さい。
鈴木さんに初めてお会いしたのは
私が中小企業診断士になった年の
診断士会の総会です。
その時の懇親会でとなりどうし
となってお話したのが最初でした。
かれこれ10年ほど前になりますかね。
ご自分の仕事のことや、
北陸銀行の出身であることなどを
話してくれました。
その時は現在のように仲良くなるなんて
想像もしませんでした。
ところが診断士会の
いろいろな研修に参加するようになり、
ご一緒する機会が増えました。
そうこうしているうちに、
だんだんといろいろなことを
話し合う仲になりました。
また研修終了後の
飲み会やら食事会でも会うことが多くなり
どんどん仲がよくなりました。
そんなんこんなで付き合ううちに、
現実に彼のすごさを思い知ることになります。
そのころの彼は
フューチャー ベンチャー キャピタル
という投資の会社に勤務しておいでました。
ゆえに顧問先など
企業の内部の事情については熟知され、
いろいろな事例を経験していました。
あるとき診断士会の中で
ある温泉旅館の経営診断をする
ということになりました。
その時参加していたメンバーは
現在のKCGのメンバーの中では杉原 高本さん 石井
そして鈴木さんが参加されていました、
みんなで何回かその旅館を訪ねては
ヒアリングを重ねていきます。
そしてそれぞれ各自が
自分自身の経営診断書をつくるのです。
私自身はそのころはまだ実際の企業での
診断書を作ったことは皆無でした
(販売は得意なのですが、診断書制作は未体験)
ですから私は全く自信もなく、
今までの知識と手法を書き込むといった
体たらくなのでした。
あるときの会議で
参加者全員の経営診断書を
全員が公開するのですが、
当然私石井のものは話になりません。
ほかの方々のは実に素晴らしい。
そんな中鈴木さんの経営診断書は
内容も見せ方もピカ一なのです。
もちろん先輩諸氏のもすごいのですが、
どちらかというとビジュアル的には今一なのです。
本当に見せ方も大事なんです。
他社競合旅館の調査分析や
これからのトレンドなど今までの経験に基づいた
提言がなされていて
どれも視覚に訴えてくるので実に面白いのです。
特に鈴木さんが使う書式については
とても見やすく使いやすく
今も私は使わせてもらっているくらいです。
その見せ方に加えて、
ロジカルな話し方なので説得力がある。
この男、ただものではないぞ!
と感じた瞬間でした。
次回はKCG設立のいきさつや
私と鈴木さんとの更なるあやしい関係?
についてお話ししますね。
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