「小さくても強い会社を作ろう!」の
KCGカナザワコンサルティンググループ
石井伸たろう です。
今回のコラムタイトルの言葉は、
美容関係の個人事業主の女性からの
質問でした。
彼女とは結構親しくしていて、
私のことや診断士のことも
わかってくれているものと思っていたので、
少しばかりショックな言葉でした。
確かに
診断士の業務について語ったこともないので
当然だったかもしれません。
私個人の発信力もなかったのも事実ですね。
中小企業診断士というものの浸透度は、
正直なところ このくらいなのだな
と痛感した時でもありました。
中小企業診断士というのは、
日本の経済を支えている
中小企業の繁栄のために
日夜努力を惜しまない?
コンサルタントのはずなんですが…
やはり
診断士制度の成り立ちのおおもとが、
役所からの誕生ということなので、
民間、特に最近増えている個人企業家とは、
縁遠いのかもしれません。
また、今までは官民(官公庁と民間企業)の
官の影響が強くて、民間とは距離があります。
それはそれで国の政策をしっかり理解して、
その中で
中小企業の支援をしていくと言うのも
大いに納得できることなのです。
でもそこに仕事があるからといって、
一般企業での仕事の受注意欲が
全体的には他の士業
(例えば、税理士、弁護士、行政書士等)に
比べると、
少しハングリーさに
欠けているのではないかと感じています。
この感じ方は、
私が少し穿った見方をしているのかもしれず、
他の診断士の方からは、
「何言っとんや!」 と
言われるかもしれません。
頑張っていらっしゃる方は、
官公庁に頼ることなく
自分自身で活躍の場を開拓されて
現在の立場を築かれています。
私もそうありたいと思っています。
例えば、
先日のメルマガにて、
軽井沢の超有名スーパーの
お話をしました。
同行したコンサルタントの方が、
そのスーパーのことを
ブログに載せてくれて、
その詳細な報告に嬉々としました。
素晴らしいと感心しました。
ところがすでに9年前、
ある診断士の方がこのスーパーに注目して、
今回の我々の報告に
勝る感覚で視察報告のブログを
書かれていたのを知りました。
ビックリ仰天でした。
その方は、
自分のHPで発信されていました。
9年前にこれをご自分で発信されていた
ということは、
その方が今も
超売れっ子の診断士であるということを
私に納得させてくれたのです。
私は9年も経ってから、
やっとそのスーパーの事を知った
情報収集の
遅さ、
未熟さを
思い知らされた場面でした。
これからは
診断士個人も
診断士会も
自分の思いや、やっていきたいことの
発信がとても大事だと実感します。
そして
官も大事ですが、
むしろ民間にむけた活動を
活発化すべきだと思います。
特に
最近増えている
個人起業家に向けての支援です。
このメルマガも
その一助にと考えています。
KCGは、
「小さくても強い会社を作ろう」 を
テーマとして掲げています。
今、
日本は一人一人が総活躍の時代です。
小さな個人事業家も
今後ますます世に出てこられるでしょう。
私たちは、
なかなかみんなが手を差し伸べていない
(差し伸べているようでも表面だけ)、
小さな小さな事業家の支援ができる
組織グループになれたらと考えています。
私個人も
そういう中小企業診断士でありたいと
常に思っているのです。
KCGはあなたと共に成長し
羽ばたいて行きたいと思います。
Let’s take off together!
石井伸たろう
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